ギターをはじめたのは
http://music.nonono.jp/2008/06/03/199
ギターをはじめたのは2
http://music.nonono.jp/2010/02/25/238
の続きになります。
次に選んだギターはといいますと、
これまた新星堂ROCKINNで5~10万円くらいのコーナーを見ていたとき、ワインレッドのGRECOのSGが目に入りました。
今度はこれにしようと決めたとき、ブリッジのタイプが2種類あることに気づきました。
ひとつは、テールピースとブリッジが分離していて、ブリッジの上を1弦1弦乗せる場所が決まっているタイプと、もうひとつはテールピースとブリッジが一体化していて、いわゆるブリッジというものはなく、テールピースから出た6本の弦が金属の板の上にただ並ぶだけのタイプでした。
文章では説明しづらいのでこちらをご覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/rannmaru40jp/21222625.html
こちらに掲載されているのはGibsonのSGですが、上述の前者が右側の写真で、後者が左側の写真です。
ROCKINNのお兄ちゃんは左の写真のタイプを進めてきましたが、前のギターの仕組みから『弦のオクターブピッチ合わせ』に敏感になっていたので右の写真のタイプの方がよいのでは?と思っていました。
『弦のオクターブピッチ合わせ』というのは、ギターのフレットに対して弦の長さをきっちり合わせることです。
どういうことかといいますと、例えば一番太い6弦はどこも押さえずに弾くと『ミ』の音が出ますが、同じく6弦の12フレット目を抑えて弾いたときにちょうど1オクターブ上の『ミ』の音がきっちり出なければ正しい音で演奏することができません。
なんか難しそうですが、簡単にオクターブピッチを確認する方法があります。
弦の12フレットを押さえて弾いた音と、12フレットのハーモニクスの音が一緒ならオクターブピッチは合っています。
オクターブピッチがずれていると、この2つの音程はずれてしまいます。
これをきっちり合わせるには弦の長さ、すなわち、ネックからブリッジまでの長さを調整する必要があります。
それも6弦それぞれ合わせることが好ましいです。
通常のブリッジは弦を乗せる部分が6弦とも、それぞれ前後に調整できるようになっており、6弦それぞれのピッチを合わせることができるので、絶対にこのタイプを買うべきだと思っていました。
なので、ROCKINNのお兄ちゃんの言うことは聞かずに、テールピースとブリッジが分離している方を買いました。
初めてアームなしのギターを持ったわけですが、
チューニングが狂わない!!
いくらチョーキングやっても全然チューニングが狂わない!!!
まぁ、やりすぎれば狂いますが、アーム付のギターとは雲泥の差です。
それからこのGRECOのSG、ギターのボディが薄いのですが、じつは指板も薄くてすごく弾きやすかったです。
結局このギターは15年ほど使いましたが、ネックも反らず、どこも壊れずハードオフへと引き取られていきました。
ちなみに、黒いYAMAHAのギターは会社の同期のところにあると思います。
今うちにあるのは、
Gibson Les Paul Special TV Yellow
Fernandes ZO-3
のみです。