高校のころ、オキシドールで髪の毛を脱色するのが流行っていました。
脱色剤を買うより安かったからです。
よく保健室においてあるような茶色のビンに入ったやつが、当時1ビン80円くらいだった記憶があります。
しかし、オキシドールはちょっと塗ったくらいではなかなか色が落ちないので、毎晩ちょっとずつやることにしました。
あと、独特な臭いもします。
ある晩、オキシドールを髪の毛全体に塗り終わったところで、
『今日はもう少し時間をおいてみよう』
と思い、ゴロンと寝転がりました。
ふと気づくと朝になっていて、
『やばい、、、』
鏡を見ると金髪になっていました。
学校に行く日ですが、幸いにして私が学校に出かけるまで家族は起きてこないので、誰にも見られずにシャワーを浴び、朝食を食べ、朝の支度をして学校へ出かけました。
問題は学校です。
友達は会うたび会うたび
『どした?』
『オキシ塗ったまま寝ちまった』
の問答で済みますが、その日の午後は厳しい先生の剣道の日でした。
ちなみに、他の授業では先生には何も言われず、普通に過ごしていましたw
さて、剣道の時間です。
あれ?何も言われず、普通に授業は終わりました。
剣道場は少し地下に降りたところにあり、蛍光灯はありますが、窓は天井付近にあるだけで基本的には薄暗いところです。
さらに手ぬぐいを巻いて面をかぶるので、金髪をさらけ出している時間帯が短かったせいか、先生は気づかなかったようです。
そもそも、茶色い髪の毛の生徒が多かったので、一人くらい金髪がいても気にならなかったのかも知れませんw
さて、このままじゃやばいと思い、学校の帰りに黒系の髪染めを買って帰りました。
幸いにして、家族は全員仕事に行っているので、私が帰宅する時間に家には誰もいません。
近所の人にも誰にも会わなかったのもラッキーでした。
ただ一人、中学校のときの同級生に会ってしまい“頭どした?”という目で見てました。
しかし、その友達も茶色い頭だったので“お互い様”という目で見てあげました。
帰宅して速攻で髪を染め、ひとまず家族にはまったくバレずに済みました。
ただ、金髪状態から黒く染めたので、色が落ちてくるとだんだん茶色になっていったので、
『髪の毛茶色くないか?』
と何回か突っ込まれながらも、その場はごまかして、たまに黒く染め直していました。
最後にとっておきの情報です。
オキシドールで脱色することはご存知だと思いますが、赤チンを塗るとどうなるか皆さんご存知でしょうか?
実は
黒髪のままなんだけど、光が当たると緑色に光る髪の毛になるんです。
イメージは銀バエのあの緑の輝きです!w
お試しを、、、って誰も試さないか。。。