絵本・地獄と絵本・極楽を買いました。
地獄の初版が1980年と古く、内容がかなり怖いしつけ本です。
『この世で悪いことをした人は地獄に落ちて苦しむ』ということを伝え、悪いことをしないように、と言い聞かせるためのものです。
悪いことに応じた地獄の苦しみ方の種類が絵と言葉で紹介されています。
絵はかなりグロいです。
しかし、娘から鋭い質問が。。。
“この地獄は誰が見てきたの?”
普通なら答えに困ってしまいますが、この絵本なら大丈夫。
お話のあらすじです。
悪いことをして地獄に落ちた主人公が閻魔様に判定を下されるところで、お地蔵様に出会います。
確かに主人公は悪いことをしてここに来たのですが、毎日毎日お地蔵様を拝んでいたことに免じて、お地蔵様が閻魔様にお願いして許してもらい生き返らせてもらいます。
その代り、次に悪いことをしたら必ず地獄に落とすことも約束させられます。
帰る前にこの地獄を見て行き、そしてこの地獄の様子を現世の者たちに伝えなさい!
という内容になっています。
なので、
絵本の主人公が戻ってきて伝えられた
と言えば子供は納得しますw
そして
・悪いことをしたら地獄行き
・許してもらうためには毎日お地蔵さんを拝まなければならない(これはなかなか大変なこと)
・許してもらっても、結局悪いことをすれば地獄行き
ということが伝えられます。
が、効果はどんなもんか。。。
極楽の方は別に『こういうことをしたら極楽に行ける』というような内容ではなく、極楽とはこんなところ、という紹介程度です。
でも、なんだか安心させられる本だと思いました。